エッヘン
オーロラの発生原理

太陽から飛んで来るプラズマが地球の電離層に衝突し、その時発生するエネルギーが光となったのがオーロラです。光りを放つ原理は、カラーテレビの電子銃から電子が放出され、ブラウン管の蛍光面に衝突して発光するのと同じです。
オーロラの場合、電子を放出するのは太陽であります、地球は磁力線で電子をはじき飛ばしています、しかし80〜60度の範囲は磁力線が平行になってはじき飛ばせないのです。このため電子が磁力線のバリアを通過して酸素分子にぶつかり電子のエネルギが上がる時に緑色に発光します。窒素は赤色を発光します。オーロラの色は高度によって違い、上方200km以上では赤色、200kmから100kmの低高度では緑色です。
人間は地球からこれを見上げています。

オーロラは南極と北極において対称的に発生します、これは同じ量の太陽風が両側の極に到達して電子が流れると同じ量の放電を反対側でも発生します。
電子の流れ込みは磁極を囲う帯状で発生し放電通路となりますのでオーロラは極を囲う円筒のカーテン状となります。
円筒のカーテン状のオーロラが見え、太陽と反対側の方が電子のなだれ込みが多いのは、太陽側は磁力線の弾き飛ばしが大きく流れ込みが減るためと考えられます。

ロマンに感じるのは何故かなあ?
2006 03/31 21:06:13 | 何故の解明 | Comment(0)
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