エッヘン
ボルスタレス台車の問題
ボルスタは滑り枕台と呼ばれる電車の台車で台車を線路の向きに滑らせる作用をしています。これを空気ばねでなくしたのがボルスタレスです。
従って、空気ばねには上下のクッションとねじりの働きが要求されます。大きな違いは上下のクッション作用に制動するアブゾーバがないことです、アブゾーバはねじりが有るためにつけることができません。
このため、ボルスタレス台車は左右の傾きに初期の制動がなく停止状態で一人乗っただけで揺れます。この揺れが曲がりで発生して重心を大きくずらして転覆する働きになります。ふわふわした地に足がつかない乗り心地がこのためです。
阪急電車はこれを嫌ってボルスタレスを採用せず左右の揺れががっちりしたものになっています。脱線要因は電車の設計にもあります。狭軌のJR発注者と電車の設計者は責任を感じて早急に改善してください。
PS:東京出張で留守します。2件書き込みします。

2006 06/01 00:31:38 | 何故の解明 | Comment(0)
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