エッヘン
卓上型食器洗い乾燥機−様々な洗浄機構のものを中心に−
目的
 最近の食器洗い乾燥機は様々な洗浄機構を持つ商品が出回ってきた。そこで、最近出回っている食器洗い乾燥機について、省エネ性、蒸気によるやけどの危険性などを調べるとともに、使用水量や消費電力、使い勝手などから、適正な表示がされているかどうかを調べることとする。なお、食器洗い乾燥機の基本的な洗浄性能についてもあわせて調べ、消費者に情報提供する。

結果
· 念入りに洗うコースの運転1回当たりの平均費用は、手洗いの平均費用よりも高かった
· 高級漆器は表面が剥がれ、プラスチック製食器は変形することがあった
· 表示や説明に不備な点があった
· 手洗いでの使用水量や費用で、メーカー表示値とテストでの実測値とに2倍以上の差が生じた
· 台所用洗剤や食塩を使用する洗浄は、専用洗剤で洗浄するよりも汚れが落ちにくかった
· 洗浄性能には、食器や食材の種類によってムラが生じた

消費者へのアドバイス
1)実使用にあたっての注意点
· 節水の観点からすれば、手洗いよりも食器洗い乾燥機のほうが有効。しかし、念入りに洗うコースの運転1回当たりの平均費用は、手洗いの平均費用よりも高い
· 高級漆器やプラスチック製食器(取扱説明書で使用を避けたほうが良いとされている食器類)は、食器洗い乾燥機では洗浄しない
· グラタンの焼けつきや口紅など、従来から落ちにくいとされていた汚れの洗浄にはあまり期待しない
· 食器洗い乾燥機での洗浄と手洗いとを使い分けるなどの工夫をする
· 食器の入れ方は適正に、また、食器洗い乾燥機に合ったサイズや形状の食器を使用する

電気用品安全法の適用を行った50年前のラジオです。
2006 07/02 12:18:37 | 何故の解明 | Comment(0)
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