エッヘン
みなさんのご家庭でも、電気式ホットプレートを使用しているときにコードを触ると熱くなっていた経験はありませんか。
今回の場合では、洗面台のコンセントは使用可能電力が1000ワットだったのですが、電気乾燥機の消費電力は1250ワットであることが判りました。この状態は、専門用語では電線の過負荷状態といいます。
 詳しく説明しますと、電気コード等の電線に許容電流以上の電流を流すと電線が異常に発熱します。この状態で使用を継続していますと、被覆のビニールが徐々に経年劣化し、ついにはショートし火災に至ることになります。
 しかし、コードの許容能力を少しぐらい超えていても、コードが外気に触れている場合は、放熱するため温度上昇が少なくなり、通常ではショートや火災まで至りにくいと考えられます。
 今回の火災では、壁にあるコンセントに差し込まれた洗面台へ延びる電気コードが、洗面台裏面と壁体に空間がなかったために熱がこもりやすい状態でした。
 一般的に、洗面台のコンセントはドライヤーや電気カミソリの充電など、短時間の使用や弱電製品の使用を目的に設置されており、1000ワット程度の許容能力しかありませんので注意が必要です。

夏向けの ペンギン飛び??少し胴体が 太いかな??
2006 07/13 20:49:49 | 何故の解明 | Comment(0)
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