エッヘン
首都圏大規模停電
旧江戸川の送電線にクレーン船が接触したのが事故の概要です。この事故を少し詳細に述べます。
2006年8月14日7時38分27万5千V(鉄塔の左右に一線4本組で上、中、下の三相が2回線)の送電線の下流二相と上流の下相がクレーンを操作するロープに接触し、一線地絡で遮断し、その後の強制送電で下流二相の線間短絡と上流の下相との他の送電線との混触を起こしました。
そのため、2回線とも再閉路最終遮断に至り供給できなくなり122万軒に停電が起きました。品川火力発電所はフル運転していましたので、余裕がなくなり自動停止。対応する変電所の回り供給で8時37分には回復しました。
この事故は2回線が使えなくなったために広域停電になり、信号機の停止1500箇所やエレベータの閉じ込め71件、鉄道18路線の運行停止になりました。
この事故の予防と、事故からの迅速な回復が求められるのですが、1時間の停電は、電車の人身事故とほぼ同じですから合格点だと私的には判断しています。
首都圏大規模停電→東京大停電→日本大停電に成らなかった、保護システムと回線の管理はすばらしいと感じます。
東京駅の京葉線信号盤の焼損より迅速な対応です。

もみじの木で土産物屋で売っていたのを真似してして作りました。ははは 売れないデザインです。反省 
2006 10/22 21:29:42 | 何故の解明 | Comment(0)
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