新幹線の前後の揺れ
新幹線に乗って前後に揺さぶられる揺れを感じます。これは0.1秒間停電して再送電を受けたために動力が一瞬無くなって再度復帰する車両全体の揺れです。
車内照明は変化しませんが、空調機が止まり再起動しますので、揺れと空調機の止まりで分ります。
この0.1秒の停電は電力を送る区分の切換に1km区間に入ったのを線路で検知して真空遮断器で切り替えます。一箇所の送電では電圧降下で25kVを維持できませんそれで30km程度毎に区分を設けてその区分間に1kmの切換セクションを設けます。位相を90°ずらしている事も揺さぶりの原因です。
従って、東京-大阪間で16回の瞬間停電による前後の揺れを受けます。力行や減速でこの影響が分りますが、惰行ではわかりません。先の大阪→東京の乗車で4回を検知し、5箇所の変電設備を目撃しました。
新幹線もデッドセクションの空調の変化を数えながら乗ると別の楽しみがあります。これが通の世界です。いらっしゃい。こんな会話を楽しみませんか?
またまた 電車の話題ですね、ホットな感性で味わってください。