人間の脳(NHKとBBCの違い) 先日TV番組で人間の脳の発達について得意な能力を備えた人間の番組を見ました。その中で、音楽を一度聴いただけで全ての音階を記憶できる人、人間カメラといわれる景色を正確に記憶し書ける人がその能力を示しその形成に関する番組でした。 能力は小さい子供の時に使わない脳の回路が消滅していく過程で得意な能力が残りその代価で情緒や会話障害がでることでした。 生まれながら耳の聞こえない人が唇を読み取れる能力があるのと同じで小さな脳にどの能力を持たすかがまわりの環境で形成できる事を示しています。 猿の脳に電極を入れ信号を取り出して人口の腕を動かして食物を取る実験では当初は自分の腕を動かすことで信号をだしていましたが、暫くすると考えるだけで人工の腕を動かしていました。これには驚きました、腕に信号を送らないで脳だけで信号を出すことが出来るのです。腕への信号を切ることが出来るのです。 夢の中で歩いていても足は動きません、この時回路が切れているのです、回路が切れない時夢遊病となるのです。 この人間の脳の働きに感心し、この番組を作ったBBCの疑問を解く姿勢に感動しました。日本の民放やNHKは同じお笑いや、世界遺産をハイビジョンで紹介することで人間の浅い欲望を満たしていますが、BBCは人間の形成を探求し、いじめや紛争の深い根本を霧散させる知的欲望を満たしてくれます。情緒でまとめる日本人と事実を探求するイギリス人の違いを葛飾北斎の富獄三十六景とジェイムスワットの蒸気機関車に見ました。
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