エッヘン
硫黄島(本年最後の)からの手紙
昨日、硫黄当島からの手紙の映画を見ました。
監督がクリントイーストウッドですから荒野のガンマン的な殺伐とした中に人情を埋め込む作品になっています、米国側と日本側の二つの作品がセットでありそのうちの日本側だけの展開がこの映画です。
終わって一休みのコーヒが必須の作品で、非常に疲れてそして内容を確かめあう復習が必要です。24のような同時進行的な悲惨な暗い歴史を再現したような雰囲気ですが時々歴史と違う内容があります。これで現実に戻されて、それは無いよと声を張り上げたくなります。
その1、英語禁止の日本軍隊で(今も多くの用語があります)軍用車をジープと車名で呼んでいるところ。2、灯火管制は隣組での仕事なのに憲兵が犬をスパイだとしての展開。3、いつの間にか地下要塞が出来上がっている展開。4、出演者が素人演技で白ける点。5、太って栄養状態が良い(餓死寸前な)兵士6、日本犬でなく太った輸入犬7、おもちゃポイ大型迫撃砲・・・・・など
歴史の中の栗林中将を中心に話を展開しているのか?パン屋の生き残りなのか?カレンダーと場所の設定が全く無く映画の途中で退席したくなる気持ちを起こさせます。決してアカデミーショーにはならないものです。西部劇のガンマンのように強いものが無い負ける戦争を描いて、その負け方を明るくするのは設定に無理があります。前もって歴史書を読んでから上映に望んで一杯“それは無いよ”と叫ぶのがこの映画の魅力です。

2006 12/31 08:33:48 | 何故の解明 | Comment(0)
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