スキーバス事故原因の調査
スキーバスが分離帯に衝突ごモノレールの橋脚に激突1名死亡し多数けが人が出ました。
この事故の原因を人間に求めないで、道具の改善で行います。
１、 左側の分離帯に左前部が接触
居眠り運転は左側通行の日本では意識が朦朧とすると道路から落ちないように道路の中央に寄ります。今回は、左に分岐する道路があり同僚のバスを追走する状態で道路の左を基準にして走っていますので分岐部では左の路肩に沿って走ってしまいます。
分岐の別れ部の中央にある分離帯に衝突するのは先行車に追従して接近走行していてぼんやりしている時にこの罠にはまります。
都会の分岐レーンの距離が短い場合です、今回の事故はこれに当てはまります。
事故原因１、分岐道路の構造
２、 　左前面をヒットするとバスは右に飛ばされ、モノレール橋脚に衝突したのです。
ドイツの分岐帯は地面からなだらかな斜面で生えています。これは衝突させて反対側に飛ばさないで進行方向を保ったまま横転させ、急激に止めない考えなのです。対抗車線に飛び出させない衝突後の対策なのです。
事故原因２、分岐帯の形状
３、 　橋脚の形状は道路の中央にあるのに衝突を考えた形状になっていません。底部にRを付けて方向を変え急激に止めない配慮が必要です。
事故原因３、橋脚の形状
４、 　誘導員の少年の死は軽症なお客さんより重大です。その扱いは加害者として報道は扱っていますが許せません。シートベルトをしていなかって前窓から道路にたたきつけられたのです。窓の小さなボンネットバスなら起こりえない死亡事故です。従って、ガラス面を大きくした今のバス構造が死亡の原因です。
事故原因４、バスの窓の大きさ

事故を再発させないためには効果のある対策が必要です。
今の報道での議論は
１、 交代運転手が乗っていれば事故が無かった。
２、 運転時間を減らす。小泉の自由化競争が居眠りをさせます。
３、 運転経験が少ない。
４、 労務管理違反。
どの対策も必要条件を満たしていません、再発します。
情緒的な日本人は人間に事故原因を持っていきますが、合理的なドイツ人は道具に事故原因を探し直します。