エッヘン

2005年 12月 17日 の記事 (1件)


ヘリコブタの音
ヘリコブタの音は色々変わります、ぶんぶん、パタパタ、シュルシュルの音を出してるのは、ロータです、ロータの枚数2から4枚までが多く、パタパタは2枚のが出す音でロータの長い機種です。同じプロペラを使っいる飛行機はブーーンと言う唸り音なのに、ヘリコブタは全く違う音色です。
何故なんでしょう、ヘリコブタ(以後ヘリ)は長いロータでぶん回しますので、回転速度が遅くなり低い音になります、パタパタの音の原因は、2枚のロータの回る位置が違うときに二枚のロータではさまれた空気が圧縮されて破裂音のパタを発生させます。通常このロータの位置をあわすトラキング調整を行いますが、ロータの材質のたわみの違いで、荷重をかけるとトラッキングがずれますのでパタパタ音が発生します。
ロータが3枚、4枚で長さが短い最近のヘリはたわみが少なくパタパタ音は聞くことができません。
べトナム戦争のヘリはパタパタ音が聞こえる方向に飛んでくると判断されています、これは圧縮される空気の膨張方向と進行方向が一致することからです。

殿のヘリです、トラッキング調整は完璧ですが、安いロータですから、急な方向変換ではパタパタといいます。
2005 12/17 10:45:34 | 何故の解明 | Comment(0)
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