エッヘン
室内燃焼形ヒータとシリコン
床みがきワックス、家具のつや出し、化粧品スプレー、防錆潤滑剤には多量の揮発性シリコンが含まれています。
シリコンを含有した成形品もあり、気がつかないシリコンガスが部屋にあります。
この中で室内燃焼式の暖房器具(ガスヒータ、石油ヒータ)を使いますと、シリコンが燃焼して強固な酸化シリコン(酸化珪素)になり燃焼バーナーのフレームロッドや燃焼筒、燃焼芯、に付着して不完全燃焼したり、酸化触媒を被い有害ガスや匂いを出します。
最近の機種では、安全装置が燃焼異常とみなす状態を引き起こすため、燃焼を停止します。また、再点火してもすぐに燃焼が停止します。
付着しても酸化シリコンにならないで燃えてしまう炭化水素系成分に変えるなどの製品改善が行われていますが、ヘアケア製品、ガラスクリーナー、制汗剤、ワックス等を使用する場合は、シリコン配合製品かどうか確認し、シリコン配合製品であるなら燃焼形ヒータの有る部屋で使わないこと。
修理は、酸化シリコンが強固ですから、部品の取り替えとなります。

次のことをしていませんか?(CRC556はシリコン防錆潤滑剤)

○ フローリングをワックスで磨いて、ファンヒータで暖房していませんか?
○ ファンヒータをCRC556で手入していませんか?
○ 火花が出るモータブラシ(接点)にCRC556を使っていませんか?
○ ファンヒータの部屋でヘアケア製品、ガラスクリーナー、制汗剤を使っていませんか?
○ 多くの化粧品にはシリコンが含まれています、成分を確認して使ってください。

ファンヒータにも嫌いなものがあるのです。注意して使いましょう。

猫耳新幹線だーーーあ 耳がかわいい。
2005 12/22 23:16:39 | 何故の解明 | Comment(0)
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