エッヘン
ゴムの寿命
生ゴムは、繊維状の分子が絡まって出来ているものですが、これに硫黄の粉末を混入して過熱すると繊維状の分子に橋がかかり、網目状となりゴムの強度は生ゴムより強くなります、この網目構造にすることを加硫と言います。
長時間でアルカリ物質がこの加硫の網目を切り、ゴムを膨潤腐食させることがあります。50年も経過すると飴が流れて固まった状態になります。
加硫に硫黄でなく樹脂を使用したゴムは比較的膨潤腐食に強くなります。
長寿命な製品にゴムを使用する場合、樹脂加硫のゴムを選び、交換を予定する必要があります、自動車のブッシュ関係は交換を前提に設計されています。
化学合成のネオプレンゴムなどは長期に使うことが出来ますが、やわらかいゴムはつながりが弱く可塑剤を失って弾力性を失い網目が切れてぼろぼろになります。
輪ゴム、パンツのゴム などでお分かりですね。

MT管の真空管のアンティックラジオです。
2006 05/21 10:46:18 | 何故の解明 | Comment(0)
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