電源のアダプタ
電源のアダプタは何故あるか知っていますか？洗濯機や冷蔵庫には有りません、パソコンや充電器には有ります。これは電気を安全に使うために設けられたものでアダプタの中では１００Vの商用電源を５０V以下の安全な電圧に変換しています。
１００Vが直接電気機器内に入ってくると開閉するスイッチも１００Vに耐える性能が必要となり大型になります。ノートパソコンのように電池でも動作するものは１００Vを５０V以下にする装置を分離した方が都合良いのです。もう一つ分離する目的があります、先に述べた安全性で電気機器には機能絶縁と保護絶縁が必要なのですが、アダプタで保護絶縁することができコストを押さえることができます。
さて、アダプタにはコンセントと一体になったものと電線の途中にあるものとが有りいずれのものも扱いにくいものです、省エネの観点では使っていない場合も加熱されています、これを無くす目的でスイッチ付きのコンセントが使われるようになりましたが、実際にはTVの裏などでスイッチを使える場所で使用されていません。
そこでガブ殿製作所ではアダプタ用の蛸足コンセントを設け遠隔からスイッチで全体を入切りし表示のランプを設ける計画です。これによりアダプタでコンセントを塞ぐことやアダプタの重みでコンセントから抜ける問題をなくし、使わない場合は遠隔スイッチで省エネとすることができます。アダプタにコンセントが上から被さる配置のため埃によるトラッキング火災も起こりにくい配置となります。この案で具体的な構造を検討していきます。
TVの裏のコンセント数5個
１、 TV　　　常時接続
２、 ビデオ　常時接続
３、 DVD　　常時接続
４、 ラジオ　常時接続
５、 時計　　常時接続
パソコンの裏のコンセント数9個（内５個がアダプタ）
１、 パソコン　　１，２，３、５、９はON,OFF連動して使います。
２、 スピーカ
３、 プリンタ　　　　　使用時のみON
４、 モデム　　　　　　常時接続　
５、 モニタ
６、 携帯充電器　　　　常時接続
７、 ランプ　　　　　　　　常時接続
８、 カメラの充電器　　常時接続
９、 外付きHD
パソコンの電源は、このように常時接続、パソコン使用時連動、使用時単独の３用途があり、主にパソコン使用時に連動が５個、常時接続が４個で半分の割合です。

完成品です塗装は省略しました。