通勤電車の7人がけ席の乗客 寝ている人間が3〜4人 ケータイ・ゲームの画面を見ているのが2〜3人 新聞・雑誌(漫画を含む)を読んでいるのが1〜2人、 「書籍」と言えるような本を読んでいるのはたいてい中高年で、たいてい図書館で借りた本。
との分析があり、この中高年が書物を読み、飲み屋で議論を交わす人種で、家の本を大切にし新書籍を買わないで図書館で借りるとのです。 その年代の人間として、なるほどと納得できるところがありますが、少し的を射ていませんので追加書き込みます。 規則正しい生活で健康に気を使う年代ですから、若い人のように子育てで疲れていませんので通勤電車で寝ることはしません。携帯は持っていますが、小さな画面でゲームをして動体視力と反応速度を競うパワーはもうありません。マンガ本は子供の時に読むものとして教育を受けた年代ですから人前でマンガ本を開ける勇気を持ち合わせていません。 その結果、パソコンなどの趣味本を読むか、新書の書籍を求めますが、分厚い書籍を納める書棚と書斎は家にはありません。 図書館で借りた本を電車の書斎で読むのが精一杯なのです。この年代には本は空気のような消費物で連続的に読みふける癖があり、非常にたくさんの本で困っているのです。 知識欲とその書籍の世界に浸って開放感を味わう楽しみからのめり込んでいく人種なのです。本が好きで昔の本を捨てることができないので、新しい本が買えないのです。 犬が死ぬ寂しさを知っているから、犬を飼わないのと同じです。 通勤電車の7人は日本の貧しさを示し、この中で最も裕福な中高年が図書館の本を電車で読み環境と時間を大切にしている見本を示しているのです。(この次の年代からは見本を読もうとする気迫や議論を好む人種では無くなっています。TVが育てた人種でTVの命令には従う煽動されやすい自己の意見をTVからしか選ばない特性を持っています。親が関西TVの人種は毎日納豆を食べます、洗脳された宗教集団と同じなのです。)
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