エッヘン
30万台の洗濯機に対するリコール
シャープの社告経緯:
2005年3月に東京で洗濯機の操作パネルの一部焼損と壁の一部が焦げる事故がありました。調査の結果、脱水用蓋スイッチの金属端子が折れていたことが発火の原因と確認されたため、本件のみの部品単発不良と推定しました。
しかし、2006年5月に新潟、2007年1月に茨城、同年2月に埼玉で、洗濯機の一部焼損事故が発生したことから、さらに調査したところ、スイッチ端子の成型樹脂部のトラッキング現象が原因であることがわかり、2005年3月の東京の事故も、同一原因であると判断しました。
対策: 耐トラッキング性の高い脱水用蓋スイッチに交換します。

これがシャープの対応ですが、重要な時代の変化を掴んでいません。
それは、洗剤の成分の変化です、オレンジ洗剤が汚れを落とす力が強く洗濯用の洗剤にも入ってきたことです。この洗剤は、水分があるときは電気が流れませんが、乾燥すると表面に残留し電気を流します。その事故例では、会社の床をオレンジ系洗剤で業者が清掃し、床の電話線がぬれました、これが乾燥してから電話の48Vで短絡し発火したのです。
同じことが洗濯機の蓋のスイッチで起こります、決して洗濯機の蓋の上に洗濯物を置く学生にだけ起こる発火事故ではありません。
年末の大掃除のころ、コンセント付近をオレンジ洗剤で拭かない 注意を喚起しましたが、オレンジ洗剤の危険が台所や洗濯場にやってきたのです。
濡れて乾いたら危ないのですから、この洗剤をヨーロッパの200Vで使われたら火事が多発するでしょう。オレンジ洗剤メーカは導電性を残留物に出さない改善が必要です。
家電メーカはオレンジ洗剤を使わない注意を喚起すべきです。家電はシリコンやオレンジに弱いのです。

話題に関係なく、今でも乗りたい車です。
2007 03/26 20:31:55 | 何故の解明 | Comment(0)
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