沖縄の屋根
寄せ棟の作りで平屋屋根のかわらは素焼きのU字に反ったものを丸かわらで交互に押させ雨水を真っ直ぐ下に導きます。雨樋はありません直接U字のかわらの数の滝で流れ落ちます、5本の棟で分割されて4方向に流れ落ちます。門に正対する屋根には魔よけのシーサーが飾られます。南側の屋根のひさしは長くして雨と日差しを防ぎます。素焼きのかわらは、雨を吸い、乾燥するときに屋根の温度を下げる働きをします。
寄せ棟は台風の変化する風向きに対しても弱い方向を持ちません、家の周りの石垣と防風林と屋根が風に対する合同シェルターの働きをするのです。
屋根の話ではありませんが、沖縄の家のトイレと豚小屋は隣り合わせてあります。トイレは溜まることなく排泄物を豚が食べて処理されます、住人の数と豚の数はバランスし増えた豚を人間が食べます。
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紀元ゼロ年(昭和16年)52型ゼロ式戦闘機これが一番綺麗です。