エッヘン
影の性質

赤,橙,黄,緑,青,紺,紫の順で波長が短くなり、光線はこの順番で直進性が強くなります。
赤は波長が長く曲がりやすいので周りに赤が拡散して大きくぼやけます。
朝日、夕日が大きく見えるのは、赤の光線が曲がる性質と目の性質が影響しています。
影の中で建物から離れた影は、太陽の大きさ分の光が交差して影の輪郭に明るさのボヤケが現れる。一方、建物の近くの影は光源の大きさの影響がなくはっきりした影となる。

影のボヤケの範囲を太陽―地球の距離と太陽の大きさから計算してみます。
太陽と地球の距離は15000×104kmで太陽の大きさが140×104kmであるので30度の角度の位置では10mの建物の影は長さ17.32mで先端に0.746mのボヤケの幅が出来る。
太陽のなす視角は0.5347度ですから1mの高さ影は30度の高さに太陽があると影長さは1.73mでその外と内側に3.7cmの影の薄い部分が出来ます。

分りやすく覚えるには、建物の影線0.535度の領域は影が薄いわけです。細い電柱などは影がこの角度に入ると影が無くなる場合もあります。空気が無い月も影のボヤケ範囲は同じです。
2005 11/12 07:59:19 | 何故の解明 | Comment(0)
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