車の火災 ガソリンが高温になった排気パイプに接すると気化して発火します。バッテリの電線が短絡すると電線被覆が溶融して気化し発火します。 大事故になるのは、ガソリンが原因です。ガソリンはエンジンルームから離れた場所に設置されてパイプでエンジンに送られます。 昔の車はエンジンに設けられた歯車のポンプで吸い上げます。長時間動かしてないエンジンは、ガソリンを送るのに始動機を長く回す必要があります。 最近の車は電動ポンプで送りますのでキーを挿入した時点でガソリンがエンジンに供給され始動機は短い回しで済みます。 電動ポンプ式が100%使用される別の理由に排気ガス規制があります。燃料が少ない状態で始動しないからです。 始動が簡単なことや排気ガス規制で電動ポンプ式に変ったのですが欠点があります。 衝突しても電気がある限りガソリンを止まったエンジンに送り続けることです。これが車両火災をおこすのです。エンジンが止まったらガソリンを送らない対策が必要です。
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